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コトリバコ/最も有名なネット怪談

公開日: : 最終更新日:2015/02/15 おもうこと, ホラーについて

コトリバコ

 

 

■《おそろしい》は新時代に

 

 

 

どうも最東です。

 

 

ここのところ電子出版記念のためおうちゴハンばかり更新してしまい、退屈をされていた方々もおられると思います。

 

 

心苦しいとともに大変申し訳ありませんでした。

 

 

……ですが、私の本分はホラー作家なので!(強く言ってみた)

 

 

今回紹介するとともに考えていきたいのはあの有名なネット怪談『コトリバコ』です。

 

 

私がネットで出会った数々の都市伝説・怪談などの話の中でひとりかくれんぼと並んで震撼したエピソードであります。

 

 

次々回作あたりはこのコトリバコを題材にした新作ホラーを書きたいなぁ……だなんて結構本気で思っているほど興味深い物語であります。

 

 

この大きなタイトルを今回扱うことで、ここのところのみなさんへの退屈を拭おうと……そんな偉そうなことを思いついたわけです。

 

 

どうぞお付き合いください。

 

 

 

■その【箱】が忌まわしい訳

 

 

 

まず初出は2ちゃんねるオカルト板でシリーズ化している【死ぬほど洒落にならない話を集めてみない?】から来ています。

 

 

このシリーズはオカルト板上で現在もまだ続いているほどオカルト好きならば知らない者はいないくらいに有名なシリーズになっています。

 

 

またまとめサイトも充実しており、この「コトリバコ」というエピソードは殿堂入りエピソードとして別格な扱いを受けており、どれだけこの話が特別恐ろしいかということがお分かり頂けるのではないかと思います。

 

 

さて、この「コトリバコ」とは一体何のことでしょうか?

 

 

なにがそんなに忌み嫌われているのでしょうか?

 

 

ご存知で無い方もいらっしゃると思いますし、なにしろこのエピソードは相当長いお話になるのでかいつまんで紹介していきましょう。

 

 

 

■始まりは何の変哲もない日常から

 

 

 

事の始まりはある若い女性が、物置から古ぼけた妙な形状の箱を発見することから始まります。

 

 

発見した女性は、霊感が強い友人の男性に「面白いものが出てきた」と気軽な気持ちでその箱を持ってきたそうです。

 

 

ですが、その霊感の強い友人は彼女が近づいただけでその箱の存在に感づき、大変な危険をその身で察知しました。

 

 

「コトリバコ」のエピソードでは終始この霊感の強い男性の友人の目線で進んでゆきます。彼は関係者ではなく、全くの部外者としてこの物語を淡々と語ってゆくのですが、どうやらこの語り部である彼も無関係ではないことが示唆されていったりと、物語はまるで小説を読んでいるように二転三転と表情を変えてゆくのです。

 

 

この「コトリバコ」聞けばなにやら可愛らしい名前ですが、後述するその名の由来は実に恐ろしいとしか言えません。

 

 

あらすじを素っ飛ばして彼女が見つけたこのコトリバコというものが一体どのようなものなのかを解説しましょう。

 

 

 

■コトリバコ

 

 

 

死ぬほど洒落にならない怖い話、略して「洒落怖」ですが、コトリバコに似た話も存在します。たとえばリョウメンスクナなんかはその代表といってもいいでしょう。

 

 

ネットなどである話で強烈なインパクトがあるものというのは、「専門家でもどうしようもない」ところにもあります。

 

 

簡単に言ってしまえば「救いがない」ことが多いのです。

 

 

大体の怪談といえばお坊さんや霊能者に見てもらったりして、時にはエクソシスト的な戦いを勝ち抜けて現在に至る……なんてことが多いですが、コトリバコはともかくとしてそんなものでは勝つことが出来ないという場合も多く存在します。

 

 

アステカの祭壇や洒落怖内の「リアル」という話にもあるように、現実のプロフェッショナルですらどうすることも出来ない事案がこのネットには集まってくるようです。

 

 

このコトリバコもその類の話だったのですが、長い年月を経たことで呪いの効力が弱まりなんとかなったそうです。

 

 

さて……コトリバコ、この箱のなにがそんなにも危険なのか、まず危険である理由を紹介しましょう。

 

 

 ・この箱の呪いを受けるのは女性と子供のみ

 ・箱には段階がありそれにより呪いの強力さが違う

 ・この箱の呪いが薄まり消えるまでに百年単位の時間を要する

 

というもの。まあ呪われるということです。

 

 

しかしコトリバコで呪われるのは前述の通り《女性・子供》のみであることが非常に興味深いとは思われないでしょうか。

 

 

ではこの箱にもし、子供や女性が触れてしまった場合……どういった呪いが降りかかるのか。

 

 

《体内で臓器が徐々に千切れ、血を吐き苦しみ抜いた後に死ぬ》

 

 

という恐ろしい物でした。

 

 

コトリバコには7段階のレベルがあり、呪いが強いものになると触れるどころか箱の周囲にいるだけで女子供は呪いにかかったそうです。

 

 

さて、恐ろしい呪いの内容もさることながら、なぜにここまで強力な呪いを搭載した箱が作れたのでしょう。

 

 

それはコトリバコの作り方にあるのです。

 

 

 

■想像を絶する呪いの作り方

 

 

 

コトリバコはどのような形をしているか、想像できますでしょうか?

 

 

ずばり昔で言うからくり箱。開けるためには仕込んである細工を解きながらでないと開けられない、謂わばトリックボックスなわけです。

 

 

知恵の輪の箱版と言ったほうがわかりやすいかもしれません。

 

 

コトリバコはそれに近いものでした。

 

 

ただし、からくり箱のように装飾があったり、凝った作りではありません。

 

 

シンプルな……積木を接着剤で接着しただけのようなシンプルで無骨な作りだったそうです。

 

 

ですが、確実にどうにかすれば開けることが出来るような作りの木箱で子供が夢中になりそうな外見……おもちゃのようなものだそうです。

 

 

そんなシンプルな外見のコトリバコ、この箱には以下の物が入っています。

 

 

 ・雌の畜生の血

 ・七歳までの子供の体の一部

 ・その子の腸から絞った血

 

……お分かりでしょうか。この狂った中身の理由を。

 

 

そう、コトリバコとは「子取り箱」を差し、呪いの段階を決める箱にはより多くの子供が入っているのです。

 

 

背筋が凍り付く話ですが、これを作ったとある集落の村人たちは自分たちを迫害したお上たちを皆殺しにするために、この箱をいくつも作ったと言われています。

 

 

考えられないほどの非人道的な箱ですが、こんなものを作らなければならないほどの憎しみがあったのでしょう。

 

 

現代を生きる我々には考えられないことです。

 

 

さて、ここで質問があります。

 

 

あなたの物置に、妙な箱は……ありませんか?

【関連記事】

 

 

実は良く解っていないもの

 

 

ヴォイニッチ手稿

 

 

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