*

別府ゲンシシャ、福岡大刀洗へ行ってきました。





◆お久しぶりです




どうも最東です。当ブログを連載に切り替えてからというものの、どんどこアクセスが減っていますが気にしていません。




そんなに小説読みたくないかよ!




……という心の声はさておき、2019年5月に大分・福岡県と弾丸ツアーしてまいりました。




今回はそのレポをお送りしたいと思います。




◆別府ゲンシシャ




全日夜からフェリーで一泊しながらやってきました。初大分。




見切れているのは屍人











フェリーに乗るのは中学校の修学旅行で長崎に行った時以来。(そういえば長崎にも行きたい)




※長崎、第二の軍艦島『池島』




大分へは旅のお供に屍人荘の人も同行いただきました。




そして別府駅に到着。パリピなおじさんがウェイウェイしてると思ったら、偉い人でした。







赤ん坊ぶん回しててかなりカナディアンな偉人さんなんだなぁ、とよく見れば鬼の子供。なんかわからないですけど、意味があるのでしょう。




何者だおまえ……




ゲンシシャは12時開店。砂風呂入ったり、別府タワー上ったり、お昼(『とよ常』 りゅうきゅう丼&とり天)を食べながら待ち、念願の初入店です。










とにかくこの日は晴天。真夏日と呼ぶにふさわしい天気でした。







半袖でも汗が噴きだす猛暑の中、やってきました。ゲンシシャ







※ゲンシシャについてはこちら




おおう……天国かよここは。




いい感じに空調の効いた店内は、独特の雰囲気を醸していました。




私たちは一番乗りでしたが、すぐに他のお客様も……。(4名で満席なので来店予定の方は行く前に事前確認必須です)




店に入るなり、店主兼代表者の藤井慎二さんがじっくり時間をかけて紅茶を淹れてくださいました。




私より全然若い方で驚き




フランス産のとてもよきお茶。香りもさることながら味も最高です。




さて、ここへきた目的である書籍や写真を見せてもらうことに。




とにかくあるわあるわ、次から次へとでるわでるわの宝の山。




ここにある本はみんな開いたら画像載せられないやつばかり




よそでは決してお目に罹れないような写真、本を眩暈で倒れそうになるほど拝見。没頭しました。




この日は3時間ほどしか時間の融通が利かなかったのですが、3時間なんてもうそりゃあっという間。ええ、あっという間です。







※写真はスペインの人皮装幀の聖書、からくり時計




ほかにも猫の脳と内臓の標本や人の骨で作った笛など、興味は尽きませんでした。




後ろ髪を引かれつつ、再び訪問することを心に近い店を後にしたのでした。




◇大刀洗レトロステーション・大刀洗平和祈念館




別府から福岡に移り、ホテルで一泊して翌日。




この日は屍人荘の人に振られてしまったので、ひとりで太刀洗駅(正しくは『大刀洗』だそうです。年月を経て今は駅周辺のことを『太刀洗』と書くそうです)へと向かいました。




※大刀洗町の由来




まず駅に併設されている『大刀洗レトロステーション』に入ります。








実物の戦闘機が飾ってあり、かなりインパクト大。








そこで平和祈念館とセットのチケットを買います。(かなりお得。立ち寄られた際は是非ここでチケットを買ってください)




すぐに品のいい老婦人が館内を案内してくださいました。




実はこのレトロステーション、元々は『大刀洗平和祈念館』の本館だったそうです。(驚き)




元々は館長の趣味で自費により長い年月をかけて集めた戦時資料や展示品の数々。個人で収集したとは思えないだけの展示品があったのだそう。




市が正式に平和祈念館を建設することになり、館長は諸々の展示品をすべて寄付したそうです。




とにかく老婦人が熱心にあらゆることを案内、説明してくれます。




思わず聴き入ってしまいながら、展示品を見ていきます。




説明が遅れました。平和記念館に展示品を寄贈したあと、館長はこれまた趣味で収集していた戦争とは関係のない昭和レトロ(明治・大正レトロもあり)のものをここに移動したのです。




歴代タバコの銘柄があったかと思えば、電話交換版、氷冷蔵庫、釜土、鉄道関連物、おもちゃ、マンガ雑誌、果ては五右衛門風呂まで。







驚いたことに、そのほとんどが現在でも『動く』、『使える』のです。




そして実際に手で触れ、目で耳で感じることができるのでかなり貴重な体験ができる場所でした。




とにかくおもちゃ箱をひっくり返したかのようにあちこちに色々なものが並んでいて、一日中楽しめます。




レコードや蓄音機など、僕たちの世代では知らないものも今見るとむしろ新しいと思いました。







蓄音機なんて、電気なしで音楽が聴けるのになんで今の世の中でもっと流行らないのかと疑問に思ってしまうほど。




さらに大刀洗レトロステーションにはパラゴン製の巨大なスピーカーがあり、わざわざこれを目当てにこられるマニアの方も多いのだそう。




今買うと500万はするらしい。今はもう会社自体がない。




実際私が訪れた時にもいらっしゃいました。




聴かせてもらいましたが、迫力抜群なのに奥行きある、澄み渡るような音はなんだか色々なストレスや不安を吹き飛ばしてくれるような不思議な力を感じます。




結局、2時間近く滞在し飛行機の時間が迫ってきたので急いで平和記念館へ。







前述の通り、ここにはもともとレトロステーション(旧平和記念館)にあった展示物が移動されています。




そこにはタロア島で発見され、日本に帰還した零式艦上戦闘機三二型が展示されていました。




大刀洗は戦時中、国内でも随一の飛行訓練場があったところです。




鹿児島の知覧飛行場が有名ですが、多くの若き兵士たちが大刀洗で飛行訓練を行い、その後知覧へ配属になったそうです。




大戦末期はここからも沢山の特攻兵が飛び立ったといいます。




――と、この辺の話もレトロステーションの老婦人にたらふく聞いた後だったので、すっと入ってきました。




やっぱり、レトロステーション→平和記念館がマストなプロセスですね。




◇心霊写真?




平和記念館では、撮影許可されている箇所はごくわずかで、そのうちのひとつがこちらの零式艦上戦闘機三二型です。







撃墜された機体ではありませんが、これに乗っていたパイロットは別の戦闘機に乗り特攻したといいます。




感傷に浸りながら、私は夢中でシャッターを切りました。




操縦席を撮ろうとカメラを構えた時です。なにやら光のもやが差し、中が上手く撮れませんでした。







光が反射しているのか、角度の問題か、その時はそのくらいにしか考えていませんでした。




ですが、すぐそばまできて真近くでレンズを構え、ズームします。




もやは消えません。




レンズが汚れているのか? と思いレンズを服の裾で拭きました。




ピッ、と音がしたので画面を見ると『エラーが起こり、中のデータが保存できませんでした』とでました。




見たことのないメッセージで首を傾げ、電源を入れ直すと普通に操作できます。




気を取り直して操縦席にカメラを向けますが、レンズ越しの画面にはやはりもやが。







肉眼ではもやはありません。すっきり綺麗に見えます。




おかしいなー……とおもいつつ、撮影するだけして、急ぎ足で展示を見て回ると慌ただしく帰りの電車に飛び乗りました。




こうして、私の九州取材は終わったのでした。




※飛行機には乗り遅れました。(新幹線で帰って家人にカミナリを落とされたのはいい思い出)




◆反省




私は普段、東京に行く機会が多くあります。




上京のたび、スケジュールを詰め込み、割と分刻みで移動するため、今回の取材旅も似たような感覚で臨みました。




それが失敗でした……。




結果、想定通りに動けたのはいいのですが、どこに関しても時間が足りない。




ゲンシシャ、大刀洗、温泉、料理……




最低でもあと1日。贅沢をいうなら2~3日、滞在すべき土地でした。




それだけ魅力的で、語り尽くせない。九州おそるべしです。




ちなみに家人には「旅行舐めんな!」といわれました。そんな行程で行くところじゃないのだ九州は!と。




はい……反省していますです。




そういうわけで、必ずまた戻ります。九州。その日まで待ってろ……!




ラーメンおいしかった







2019.5/21~5/22

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