怪紀行岐阜・ノスタルジックシルバー遊園地 恵那峡ワンダーランド

■怪紀行憧れの里
どうも最東です。
遊園地、楽しいですよね。子供のころの楽しい思い出といえば遊園地とドヤ街と相場が決まっています。あとポルノ映画もいい思い出です。
あ、違う? それはお前の性癖だろうって? だっふんだ!!
そういうわけで今回は岐阜の恵那峡にある恵那峡ワンダーランドというイカした遊園地に行ってきました。
大阪在住の最東は、『寝屋川アビゲイル』という本を書いているように寝屋川に生息しています。寝屋川といえば、京都や奈良に近く遊園地といえばひらパー(枚方パーク)、もしくはあやめ池遊園地……あ、違う、ええとディズニーランドの姉妹パークでもある奈良ドリームランド……違う? あ、そうそうあれです。
生駒山上遊園地。
宝山寺新地の近くにある山上遊園地ですね。
生駒山上遊園地とよく似ているのが恵那峡ワンダーランドです。
とにかく現役なのが不思議なくらい、レトロで懐かしい遊具の数々が俺たちを待ち構えているぜ、ということでずっと訪ねてみたいと思っていた場所でした。






















■生駒山上遊園地との類似点
日本全国にローカルなスポットや動物園、水族館など含めテーマパーク・遊園地は180以上が存在します。
最大手は東のディズニー、西のUSJが特に有名かと思いますが、日本最古の遊園地でジャニーズの岡田准一氏をイメージキャラに起用したひらかたパーク、日本一のアトラクションが目白押しの富士急ハイランドなども有名です。
その中では比較的知名度が低いのがローカル遊園地に分類される各地方のテーマパークです。
生駒山上遊園地や恵那峡ワンダーランドにも共通していますが、山や峡谷、海や川など交通の便がいいとはいえないまでも、大自然の絶景を楽しみながら遊べるところが多いのも特徴です。
しかし、時代の流れでそういったローカルテーマパークはどんどん廃業し、その数は少なくなりました。
恵那峡ワンダーランドも2000年11月に一度、閉業するに至っています。ですが、遊具再生事業を手掛ける岡本製作所により2002年4月に大復活を遂げました。
一方の生駒山上遊園地のほうはというと、閉業した過去はありませんがこちらは現在、奈良県で唯一の遊園地として有名ですね。12月から3月の冬季は営業をしていません。
生駒山の山上にあるので冬の時期は温度が低くなるから、ということのようです。
恵那峡ワンダーランドも実は年中無休というわけではなく、こちらも12月から3月中旬まで冬季閉業しているとのこと。
どちらの遊園地も四季と共に営業しているのは面白いところです。









■スタッフの平均年齢日本一
最東もあとで知ったのですが、『月曜から夜ふかし』でスタッフの平均年齢が最も高い遊園地として取り上げられたことがあるそうです。
実際、行ってみて最東も気になった点でした。
と、いうのも基本的にワンオペで持ち場を受け持っていることが多いようで、遊具に乗ろうとしたら、誰もおらずスタッフはどこかなと見回すと全速力で高齢ぎみのスタッフが走ってきた、ということが度々ありました。
しかも、遊具やアトラクションの受付にはスタッフ不在時に押す呼び出しボタンが設置されており、「すくない人件費でまわすための涙ぐましい工夫だ」と思いました。
14時ごろから閉園の16時までの2時間ほど滞在したのですが、閉園5分前にはすでに高齢のスタッフたちは駐車場で車に乗り込んでいました。いい感じに生き急いでいてほっこりしました。






















■ノスタルジッカー最東
最東は物心ついた時から大阪に住んでいます。
先述にも登場した日本最古の遊園地ひらかたパークが現在の『ひらパー』で定着する前から、遊園地と言えばひらパーでした。
日本最古、とは詠っていますが二十年以上前に大きなリニューアルを行い、現在のひらパーになりました。実際に来場されるとわかりますが、見た目では日本最古、という古さは感じませんし週末はいまだに長蛇の列、さらには期間限定のコラボイベント、人気アニメやアイドルの展示なども年中行っています。日本最古、とはいっても珍スポットとはいえない、しっかりとしたテーマパークなのです。
ですが最東が子供の頃遊んでいたのは『ひらパー』ではなく『枚方パーク』で、今ではもう遊ぶことのできない懐かしい場所。
生駒山上遊園地もそうですが、恵那峡ワンダーランドには〝あの頃の遊園地〟がいまもあって、それがまた私たちの世代にはたまらなかったりするのです。












特に昔、エキスポランドにあった氷点下のアイスハウスやビックリハウスなど、この歳になってまた遊べるとは思ってもいませんでした。
さらに恵那峡ワンダーランドには『天界苑』という公園も併設しており、こちらから絶景や散歩も楽しめます。惜しむべくは時間が足りなくてこちらを堪能できなかったことでしょうか。
スワンボートもひさしぶりに漕ぎました。園内に池があるのも、〝ならでは〟と言う感じで好感がもてます。
あの日、置き忘れてきた懐かしさがいまもあなたを待っている遊園地。
恵那峡ワンダーランドに行こう!


















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