ホラー小説 めろん。-2
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めろん。
丁寧で人当たりの良さそうな態度とは逆にくたびれたタンクトップとトランクス一丁という服装に上居を含む一同は違和感を感じている。
「ああそうだ。共食いになってしまうかも知れませんが」
そう言うと男は冷蔵庫を開けてガサゴソと物色を始めた。
「あまくておいしいメロンがねえ、あるんですよ」
「上居警部! バ、バスルームに……」
男の動向を注視していると、彼らの後方から部下が声を上げた。
「ああ、すみませんねえ。私、欲張りなものですから、独り占めしようとしたんですが食べきれなくて」
そう言いつつニコニコとこちらに向き直ると、テーブルに何か置いた。
「……!!」
その瞬間、男を除いた空間が凍りついた。
「どうぞ、召し上がれ」
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