*

【怪奇夜話】時空のおっさん事件3 / ヴォイニッチ手稿

公開日: : 最終更新日:2014/04/23 おもうこと, ホラーについて

時空のおっさん

◆後悔しています

 

 

 

 どうも最東です。

 

 

 ここのところシリーズ化してしまっている『ヴォイニッチ手稿』『時空のおっさん』ですが、

 

 

 書いている本人ですらこんなにも長くなってしまうと思っておらず、

 

 

 まだまだ長くなりそうな雰囲気にどうしようかと悩んでいます。

 

 

 つまりこのまま書いていると、さらに何回かの更新をまたいでしまいそうで、

 

 

 どうしましょう。

 

 

 と悩んだ結果、まぁこんなにも一つのテーマについて語ることもないので最後まで書ききろうと決意しました。

 

 

 そういうわけなので、もうしばらくの間お付き合いくださいね。

 

 

 

◆左手の入れ墨

 

 

 

 思い返せば思い返すほどに、不可思議な体験だった。

 

 

 夢だと無理に思うともしたが、さすがに足の裏の汚れと傷を見るとそうは思えない。

 

 

 記憶の糸を辿るようにスレッドの住民と会話をしている中で、

 

 

 改めて彼は不可思議さを思い知るのだった。

 

 

 その中で一つ、思い出したことがある。

 

 

 それは、後からきた中年男性はイタリア人のような風貌だったという。

 

 

 恰好がという意味ではなく、見た目がという意味で、だ。

 

 

 その男は左手にタトゥーを彫っていた。

 

 

 中央に顔があり、そしてそれを囲むような赤と青の風車の模様。

 

 

 あまりに唐突に思い出した為に、彼は言い知れぬ気持ちの悪さを感じていた。

 

 

 脳の疾患や病気を心配する声まで出る中で、この風車のタトゥーに対して思いがけない情報が提示された……。

 

 

 

◆風車の正体

 

 

 

 多方面から「オカルト板の時空のおっさんスレに書け」と謂れ、

 

 

 時空のおっさんというものを知らないスレ主は、独自にインターネットで調べてみたところ、

 

 

 偶然(……なのだろうか?)、あの異世界のような空間で見たあのイタリア人っぽい男が左手に掘っていたタトゥーと酷似した画像を発見した。

 

 

 それをスレに書き込み、画像を添付したところスレ内が騒然となった。

 

 

 「それ、ヴォイニッチ手稿じゃないの?」

 

 

 オカルト板に出入りしている住民の一人がそう話したところで、

 

 

 スレ内は大騒ぎになり、

 

 

 「時空のおっさんとヴォイニッチ手稿が繋がるとは思わなかった!」

 

 

 

◆一つの仮説

 

 

 

 車はあるのに電車がない、空が赤く地理がデタラメな世界。

 

 

 そういう世界があり、その世界に行ってしまったのではないか。

 

 

 結論ではないが、スレ内で答えが出るはずもなく、誰かが言ったこの仮説を信じるものも少なくなかった。

 

 

 ヴォイニッチ手稿は、オカルトマニアの中では有名な事柄である。

 

 

 また、時空のおっさんとはネットで異世界に行ったと自称する複数のユーザーが話したところから名づけられたものだ。

 

 

 ヴォイニッチ手稿は今から500年も前に作られ、その未知の言語やイラストで、

 

 

 未知の世界のものではないかという、非科学的な意見でさえ誰も否定ができない。

 

 

 そんな大昔の未知の物体と、科学の進歩が生み出したインターネットが繋がった。

 

 

 つまり、こうは考えられないだろうか。

 

 

 ヴォイニッチ手稿を書いた人間は、別の世界の人間で、その世界の言葉で異世界の事柄を記した。

 

 

 残されたのは確かに大昔ではあるが、その異世界は現代でも私達が生きるこの世界と並行して存在している。

 

 

 その世界は、とてもこの世界と似ているが、本質がまるで違う。

 

 

 そして、なんらかの条件が合った人間にだけその世界に行くことがまれにある。と。

 

 

 時空のおっさんとヴォイニッチ手稿の因果……謎のままではあるが、

 

 

 紹介したこの2件の例だけにとどまりはしなかった。

 

 

 やがてまた某掲示板の一部を震撼させる『記憶が二つあるんだが』というスレッドが立てられる。

 

 

 

【ヴォイニッチ手稿その4】



このエントリーをはてなブックマークに追加

↓↓ クリックで応援お願いします ↓↓

オカルト・ホラー小説 ブログランキングへ

スポンサードリンク



関連記事

妊婦 4 / ホラー小説

■妊娠……       ガチャガチャと莉奈宅の

記事を読む

【電子出版】ホラー小説/おうちゴハン

    ■満を持しての出版    

記事を読む

no image

口コミで広がるホラー小説 / ランキングに踊らない人

■日常に潜むオカルト   どうも最東です。 今日は風が強く、洗濯物が飛ばされそうにな

記事を読む

ホラー小説 / ゴミ 2

■金曜日のゴミ       「はい……ええ、そ

記事を読む

コトリバコ/最も有名なネット怪談

    ■《おそろしい》は新時代に   &nb

記事を読む

嗤う旅番外編・伝説はここからはじまった!断罪のファロ ~Beginning~完結編

前回はこちら ■別れ際にさよならなんて言うなよ どうも最東です。3部想定ではじ

記事を読む

スマホの怖い話 / オートパイロット

■スマホ、持ってますか       どうも最東

記事を読む

スタミナ料理 / 中国料理4千年の歴史

■スタミナ料理       どうも最東です。

記事を読む

角川三賞受賞パーティー2017

■あれから一年     どうも最東です。  

記事を読む

栃木県警察官連続拳銃自殺事件 / 怪奇夜話  

    ■不可解な事件    

記事を読む

スポンサードリンク



Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

スポンサードリンク



【連載】めろん。1

■めろんたべますか ・綾田広志 38歳 刑事①

【夜葬】 病の章 -1-

一九五四年。 この年の出来事といえば、枚挙に暇がない。二重橋で一

【嗤う旅・北海道】 みんな笑顔の二枚貝パラダイス「ほっき貝資料館」

■北の港町に潜むバグ どうも最東です。 みなさんは現実逃避、

【嗤う旅・北海道室蘭編】円と螺旋の記憶、ツイン円形校舎! 旧絵鞆小学校の軌跡

前回の記事はこちら ■丸いものは好きですか どうも最東で

【嗤う旅・北海道】北のKLM・Lを喰らう!崖の上のカオス純喫茶 ランプ城

■室蘭……続行ォ!! どうも最東です。 みなさんは室蘭が好きで

【嗤う旅・北海道室蘭編】 北の桃源郷 かに太郎

室蘭民報みんなの水族館はこちら ■北の夢らんど・室蘭

【嗤う旅・北海道室蘭編】北の最古水族館・室蘭民報みんなの水族館

※今回より【怪奇行シリーズ】は【嗤う旅シリーズ】と名称を変更します。

→もっと見る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP ↑