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【発売御礼】夜葬が角川ホラー文庫から発売されました【感謝万人】

公開日: : ホラーについて, 未分類

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■2016年10月25日

 

 

 

どうも最東です。

 

 

4月27日に第23回日本ホラー小説大賞で読者賞を受賞してから半年……。

 

 

ついに『夜葬』が発売となりました!

 

 

正直、受賞した時から「本当に10月25日(発売日)が来るのだろうか。それまでになんらかの厄災で死ぬんじゃあるまいか」と思っていました。

 

 

よく言うではありませんか。

 

 

『いいことは続かない』と。

 

 

しかし、これは運ではなく実力で獲ったのだと思おうと決めました。

 

 

だってそうしないと『運を使いすぎて明日死ぬ』ってことになりかねませんから。(真顔

 

 

ともかくとして、ただいまドラマなどでも注目されている校閲も無事終わり、8月末に校了した本作が出ました!

 

 

……とは言っても、まだ書店さんで実際に並んでいるところを見ていないのでピンと来てませんが。(笑)

 

 

 

■最恐の呼び声、続々

 

 

 

都心の主要書店さんには販促用のパネルが配布されているようでして、みなさんの目にかかることがあるかもしれません。

 

 

そこには審査員として読んでいただいた書店員さんのコメントが4つほど寄せていただいています。

 

 

書店などパネルを見つけられなかった方のために、ここにも記載しておこうと思います。

 

 

 

オカルトホラー最高! 作者の冷静にして狂気を感じさせる最高傑作!――明正堂アトレ上野店Mさん

 

新しい設定が面白い。“最恐”の部類に入れてもいいくらいに怖いです。――丸善ラゾーナ川崎店Yさん

 

ホラーとして夢中になって読むことができました。迫真の描写は秀逸でう。――ときわ書房本店Uさん

 

読む手を止めることが出来ない展開に、手に汗を握りながら読みました。――TSUTAYA三軒茶屋店Aさん

 

 

 

他にも、最終選考で審査員を務めてくださいました綾辻行人先生、それにSF小説界の重鎮大森望先生にも『ネタ的には最強』と太鼓判をいただきました。

 

 

どのコメントも身に余る光栄で、打ち震える感動に震えております。(正直なところまだあんまり実感としてありませんが)

 

 

 

■サイン本

 

 

 

10月26日、27日と東京・大阪で販売書店さんへお邪魔する予定です。

 

 

そこでサイン本を作らせてもらうかもしれませんので、書店などで見つけた時は是非是非手に取っていただければ、と思います。

 

 

もしも最高のタイミングで、私と遭遇した場合はお気軽にお声かけください。(野性時代で私の顔を知ってる人しか判別できないと思いますが……(笑))

 

 

そして、今回の書店さんへのご挨拶以外でも数十冊、サイン本を準備しております。

 

 

どの書店さんに配本されているのかまでは分かりませんが、そちらも見かけた際にはよろしくお願いします!

 

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■見ようによっては笑ってしまうホラーを

 

 

 

今回の夜葬に限った話ではなく、私のホラー作品そのものの作風なのですが、『一見、笑ってしまうような設定』というものを大事にしています。

 

 

夜葬にしてもそうです。

 

 

『顔をくり抜いて、そこに白米を盛り、どんぶりがわりにして食べる』

 

 

ここだけ抜き出して聞くと、恐ろしいというよりも『アホなこと言うてる』って笑えてきませんか?

 

 

私がホラー作家で、ホラーブログ上で書いてもピンと来ないかもしれませんが、日常会話や面白エッセイなどであったらどうでしょう。

 

 

はたまた漫才やお笑いのネタでは?

 

 

私の恐怖の原点と美学はそこにあります。

 

 

『笑えるようなネタとは、恐怖と表裏一体』

 

 

笑うではなく、嗤う……。

 

 

当ブログのタイトルでもある『嗤える小説』というのを目指しておりまして、今のところ一切ブレていないと豪語しています。

 

 

ですので、私の小説というのは見る人によってはまるで怖くない失笑レベルの作品かもしれません。

 

 

ただし、私のホラー観と一致した読者様が読んだ時に、一緒忘れられないものになるのではないでしょうか……

 

 

というより、そうなってほしいと思いながら書いています。

 

 

今回の夜葬は、そんな私のホラー観が広く評価をいただいたのだと思っています。

 

 

そういったわけで、私としても今作は『最強のデビュー作』だと胸を張っておすすめしたいと思っています。

 

 

 

■次作について

 

 

 

夜葬、本日発売したばかりですが……2作目の準備、着々としております。

 

 

といっても、現在は執筆中ですが、大体70%くらいは書きあがっています。

 

 

書きあがり、担当さんのOKが出れば来年中にはお披露目できるのでは……と思っています。

 

 

さらに3作目のプロット、別名義でのお仕事など精力的に活動を始めてますので、今後もどこかでお目にかかればその都度よろしくお願いします。

 

 

前述のとおり、『嗤えるホラー』というテーマで書き続け、さらに『読んだ後不快(いや)な気分になる』作品を一貫して書いていきたいと思いますので、夜葬をお気に召したら是非ともファンになってください。(笑)

 

 

ちなみにご存じの方もおられるかと思いますが、現在当ブログでは『夜葬』の番外編を連載しております。(毎週火曜日更新)

 

 

本編を読まれた方は、是非是非こちらもよろしくお願いします!

 

 

『【夜葬】 病の章』

 

 

■日本ホラー小説大賞 優秀賞作

 

 

 

ちなみに第23回日本ホラー小説大賞・優秀賞を受賞した坊木椎哉先生の作品『きみといたい、朽ち果てるまで ~絶望の街イタギリにて』がamazonにて予約開始されています。

 

 

発売は夜葬の一月後の11月26日ですので、こちらも是非よろしくお願いします。(私も読みます!)

 

 

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