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名探偵スーパーマン

公開日: : おもうこと, ホラーについて

 

スーパーマン

 

■突如投函された怪文書

 

 

 

どうも最東です。

 

 

私の勤める会社には、毎日様々な郵便物が届きます。

 

 

当然、得意先や外注先、公的機関からの通知など仕事や運営に関係する郵便物が多いですが、その中でもセールスやキャンペーンなどのチラシも数多く投函されています。

 

 

ですが、そのようなことはこのブログをご覧になっている方々にもごく当たり前の日常かと思います。

 

 

そんな日常的な投函物の中に、奇妙な文書が入っていたことはあるでしょうか?

 

 

こんな話をするのも、実は私の勤める会社にも所謂その【怪文書】というものが投函されていたからなのです。

 

 

 

■名探偵スーパーマン

 

20150929_113351

 

『新296 名探偵スーパーマンより日本国民に緊急告知・平成内乱記』

 

 

こんな出だしから始まるその文書はB5サイズのコピー用紙にびっしりと文字を敷き詰めた、見出しすらもない謎の文書だったのです。

 

 

この怪文書が届いたのはとある平日の13時ごろ。

 

 

同僚と昼食に出かけた間に投函されたものでした。

 

 

会社を出た際に郵便物を確認し、昼食を取った後、会社に戻った際には投函されていたのです。

 

 

封書でもなく、宛先もなく、ただ無造作に紙だけが入っていました。

 

 

しかも両面に文書が印刷されています。

 

 

昼食にでたのはわずか15分ほどだったのですが、私達が昼食に出ていた間に投函されていたことになります。

 

 

最初は、風俗関係のチラシか、もしくは政治批判の右翼的声明の文書かと思ったのですが、どうも中身を読み進めていくと、それとは全く違うもののようでした。

 

 

江戸時代は子供に対してもハゲと呼んでいたとNHKの番組でも紹介されています。そして明治初期に標準語が発表されたら多くの国民が排泄物をウンコと呼ぶことに抵抗を示して全国で騒動が起き、内乱状態になりました。特に埼玉県で秩父の反乱を始め、農民の反乱などの抵抗がおおきかったのです。突然、ウンコ県民にされたから怒ったのです。明治天皇の本名は大室虎之助といいますが江戸時代の初期に徳川家康公に任命された非人頭の車虎之助と関係が有るのかな?意味不明な同和地区問題も大室家と車家が同一なら理解できます。差別問題ではなく、口止め料ということでしょう。正確に言うと昔の部下に対する優遇処置です。同和地区出身者だということは同和地区の場所を公表しなければ分かりません。

(原文一部抜粋)

 

 

……という、読めば読むほど支離滅裂で史実とはおよそかけ離れた内容でした。

 

 

前述した抜粋は、全体の8分の1ほどの量でしかなく両面にびっしりとこういった訳の分からない内容が敷き詰めてありました。

 

 

 

■不可解なこと

 

 

 

これだけならば、『気味の悪い人が無差別に投函しているだけなんだな』くらいで済むのですが、会社に戻って検索してみたところ同様な経験をした……という人たちがすごく多かったのです。

 

 

しかも、それは日本全国に散らばっていて埼玉や福岡や東京、色々なところで『名探偵スーパーマン』からの手紙をもらっているようでした。

 

 

私はTwitterで『名探偵スーパーマン』を検索したところ、会社に投函された2時間前に埼玉で同様に『名探偵スーパーマン』からの怪文書が届いた、という報告があったのです。

 

 

――いくらなんでも、2時間で埼玉から大阪までこれるわけがありません。

 

 

もちろん、自家用ジェットでも持っていれば話は別かもしれませんが……。

 

 

現実的に考えて不可能な時間です。

 

 

距離的に考えてもやはり現実的ではないといえるでしょう。

 

 

しかも、その埼玉で怪文書ナンバーは『新296』。私の元にある怪文書ナンバーは『新296』……同じナンバーでした。

 

 

ということは、全国で投函されているこの怪文書は『新296』しかないのか?

 

 

そう思い、調べてみるとこれに関する記事が沢山出てきました。

 

 

写真をアップされている方も数人いて、それらを確認すると……

 

 

『新297』、『新293』、『新295』とあり、内容もどうやら違うようです。

 

 

同じく『名探偵スーパーマン』についての考察を載せてられる人の記事を読ませて頂きましたが、そこによると「“新”とあるということは、おそらく“旧”があるのではないか」とのことでした。

 

 

確かに、この文面からするにそう捉えることもできます。

 

 

とすれば、単純に考えて“新”バージョンが297種類あり、“旧”バージョンも相当数存在するということでしょうか。

 

 

 

■記載されている個人情報

 

 

 

名探偵スーパーマンの怪文書には、なぜか個人の名前・住所・電話番号・HPのURLが伏せることもなく記載されていました。

 

 

このうちのHPブログに飛んでみたのですが、各地で投函している怪文書の内容を綴っている……ようです。

 

 

一体、どのような目的でなんのために投函しているのか。

 

 

全国で目撃例が相次いでいるということは、1人ではなく複数の存在なのか?

 

 

どれだけ調べたところで結局不明なことばかりですが、この不思議な怪文書について、もう少し調べてみようかと思います。

 

 

進展があれば、また当ブログにてご紹介したいと思っています……。

 

 

 

最後に、『名探偵スーパーマンのブログ』を添付して終わりたいと思います。

 

 

 

http://plaza.rakuten.co.jp/siraiwa193e/

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