ホラー小説 めろん。 -1
公開日:
:
めろん。
上居 雄
かみい ゆう
38歳
刑事
8月25日
20:15
「こういう者ですが」
上居は慣れた様子でドアの内側に立つ中年男性に警察証を開いて見せた。
「ああ、どうもどうも。まあ上がってください」
上居が「通報があったので中に入らせてください」と言う前に男は上居達を中へ招き入れた。
「では、失礼」
やけに陽気な男の招くままに上居は中へと入った。
「……」
奥の部屋に入ると上居は確信した。”この部屋で血が流れた”と。
ただ、それが殺人なのかと問われれば上居にそこまでは分からなかった。
「ええ、ええ、こちらですこちらです。どうぞ」
一緒に来た部下達を丁寧な応対で男は案内した。
部下の一人が室内に一歩入ると、職業柄ある匂いに気付いた。
「上居さん」
「ああ、血の匂い、するな」
男に聞こえないように小声で会話をする。
ニコニコと遅れて男が部屋に入ってきた。
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