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嗤う旅滋賀県・通りすがりの廃機関車 多賀SLパーク跡

公開日: : 最終更新日:2025/11/30 おもうこと, 嗤う旅, 雑記 , , , , , , ,

■意図せずバッタリ怪紀行

どうも最東です。滋賀のラーメン屋、バリバリジョニーは替え玉なんぼでも無料だぜ!あたいは3回やってやったぜ!(気持ちと体がついていかない中年男性)

滋賀といえば、当記事でも割と頻繁に訪れている土地です。

『この場所、何かがおかしい』に収録されている案山子畑、沖島はもちろんのこと、怪紀行では岩脇蒸気機関車避難壕土倉鉱山跡、兵主大社玉桂寺信楽など訪れており、これからも増える予定です。

そんなすてき怪奇県滋賀ですが、通りすがりにバッタリ出会うこともあります。

今回は、そんな意図せずバッタリ遭遇したスポットをご紹介しますよあたしゃ。

そのスポットに出会ったのは、四月の滋賀。ようやくあったかくなりはじめてきたかなー的な時期でした。

案山子畑を取材した時で、そこから男鬼集落へ向かう途中、プリプリくんでブゥーンと滋賀の山道を走っていると目に飛び込んできた巨大な黒い物体。

「ぶひぃいいい!」

と鼻息荒く事故りそうになりました。嘘ですけど。

一体今のはなんだ!と220キロ出ていたプリプリくんのブレーキをべた踏み!ハンドルをギュルギュルと切りながら、サイドブレェエエキッッッ!!!

スピンしながらタイヤが焼ける黒い煙をまき散らしました!そうして、∞がいくつも重なったようなタイヤ痕を残し、ようやく止まりました。

というイメージを抱きながら法定速度を守ってちゃんと路肩に停めました。イメージの中ではあたしゃイニシャルD……否、イニシャルT!(かわいい)

■多賀SLパーク跡

「うっわー……本物SLだあ……」

この時は、偶然通りかかっただけだったのでその場所の詳細は知りませんでした。

ただ、そこがすでに廃れている場所であるのは確かで、本物のSLが放置されたままなのもなんだか不思議です。こういったものは歴史的価値から、割と大事に保管されたり展示されているものではないでしょうか。

実際、あたりを見てみるとここはなにかの公園跡のようです。公園のシンボルとして、このSLがあったことは容易に想像できました。

4月でずいぶんと温かくなってきていたのですが、さすがに山のほうへやってくると雪が残っていて、それがまた朽ちたSLと相まっていい感じの景色になっていました。

「ほぉ~……ほほぉ~」

とじろじろと観察しながら、一体なんだったのだろうかここはと思いを馳せていると、レールが奥に続いていることに気づきました。

レール?

とすこし疑問に思いました。かつてここに鉄道が走っていたのでしょうか。ここいらの歴史には詳しくはないですが、そんなことあるのかなーなんて思いながらせっかくなのでレールが続いている奥へと行ってみることに。

「うぎゃああああ!」

■そこにあったのは

レールに沿って歩いていくとすぐに終点になりました。なぁんだ、と思いふと脇を見上げるとホームのような段差になっており、そこはちょっとした公園のようになっていました。

最東が思わず断末魔をあげてしまったのは、そこには終末感ただよう無人のまま朽ちた遊具があるじゃ、あ~りませんか。(追悼チャーリー浜)

ひええ、しゅしゅしゅ、しゅごいいい~(びくんびくん)

錆びた無人のブランコ、それもめっきり見なくなったゆりかご式。滑り台とジャングルジムが合体したようなアスレチック遊具。

かつて子供たちでにぎわっていただろう、その遊具たちはただ無言のまま静かに佇んでいるだけでした。

さらに誰も管理していないので、草も木もボーボーに伸び、まさに終末の公園然とした景色。

ここまで退廃的なシチュエーションはなかなか出会えるものではありません。

さて、ではここに一体なんの施設があったのでしょうか。

あとで調べてみたところ『多賀SLパーク』というテーマパークがあったようです。いや、正確にはテーマパークというよりSLホテルというコンセプトだったようです。

開業は1976年。本物のSLに泊まれるという触れ込みで、寝台列車の中を改装して宿泊できるというものだったようです。

実は同じ敷地内にレストランも併設しており、こちらも長く廃墟状態だったらしいですが1995年ごろに客車諸々、解体されたとのこと。

多賀SLパークそのものは80年末期に廃業したようです。そのころからずっとここにこのSLは放置されているのですね。

その後、多賀町が引き取り手を探していましたが難航し現在に至る……ということのようです。

しかし、2022年6月に愛知県豊田市に住む男性の手に渡ることが決まりました。話によるとその男性は乗り物と主とした私設博物館そ創立予定で、それの目玉展示にしたいとのことです。それはめでたい……ですが、あの荒廃した景色からSLの姿がなくなるのは、最東のような変態にはちょっと寂しいところです。

その後、彦根市にある廃村『男鬼集落』に向かったのですが、雪で車両の通行不可ということで泣く泣く断念。途中まで行って歩いてきました。

でも車両通行不可というより、徒歩でも十分危ない状態でした。(熊出没注意も看板もあったので生きた心地しなかったどすえ)

こちらはまた温かい時期に再訪したいところです。

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