嗤う旅岐阜・でっけぇ天狗が願い叶える 古井の天狗山

■胸が岐阜岐阜してきた
どうも最東です。
巨大なものには惹かれるものがありますね。当ブログでも数々の巨大ななんか変なやつを紹介してきました。
今は亡き世界平和大観音(R.I.P)、越前大仏、但馬大仏、信楽の巨大たぬき、まぼろし博覧会の巨大展示物などなど。
日本にはこういった巨大ななんか変なやつはまだまだたくさんあります。有名なところでは牛久大仏もそうですし、奈良の大仏も一応便宜的に入れておきましょう。巨大土偶なんていうものもアリーデヴェルチ。
そんな巨大ななんか変なやつにも様々なサイズ感があります。越前大仏なんて日本一大きな大仏像(座像)で17メートル、世界平和大観音なんて100メートル超です。巨大ななんか変なやつ界でもメガトン級といえるでしょう。そこまでではなくても、中途半端に大きいのが信楽のたぬきやまぼろし博覧会にあたるでしょうか。
今回ご紹介する古井の天狗山は天狗像や面の大きさとその量、なんと日本一。(天狗界の規模はさておき)
境内にはとにかく天狗さまが至るところに遊びにきています。あちこちに「こら坊主、有り金置いて行かんか」と悪い子を恐喝する天狗さまがいて、まるで天狗のテーマパーク。(最東はいい子なので有り金全部置いて行きました)
こりゃあ、胸が岐阜岐阜してきたぜ!
■願いを叶える天狗さま
さて、古井の天狗山。
最東は特に由来やご利益など知りもせず、「なんだかでっかい天狗と細かい天狗がいっぱいいるらしい」というペラペラな情報だけでやってきたわけですが、ここいらでちゃんと調べた情報出すよ!(今調べた)
岐阜の名所飛騨川からそそり立つ愛宕山に古井の天狗山はあります。






最東は細かいことわかりませんが、神社らしいです。なんでも荒薙大神を祀っているとのこと。神社なの?神社じゃないの?
境内には3400体の天狗と天狗面があり、四色あれば天狗版のぷよぷよになるな、と何連鎖できるか計算していました。(3連鎖)
冗談はさておき、さすがにの天狗面がずららら~っと犇めき並んでいるのは圧巻。集合体恐怖症の人が見たら「オクレ兄さん!」と乱心することでしょう。








そして全長12メートルの天狗像はなんと天狗の像としては日本一の大きさだそうです。(有り金置いていく※600円)
当然、天狗界では有名で『願いを叶える神様』として、県内はもちろん全国から参拝にこられるそうな。
最東が訪れた時も、スモールマダムとビッグマダムが巨大天狗様を仰ぎみながら、サークル状に歩いていました。




■判断が遅い
令和キッズのみんなにとって天狗と聞いてまっさきに頭に浮かぶのは、そう鱗滝さんだよね。
知らない人のために説明しておくと、鱗滝さんは『鬼滅の刃』に登場するおじいさんです。いわゆる亀仙人ポジションですが、あんなに好色爺ではありません。厳しく、優しい、ジジイです。
天狗と聞けば、鼻が長く真っ赤な顔、げじげじの眉毛に六角形のちっちゃい弁当箱を頭に乗せてるイメージが一般的。実際、鱗滝さんの天狗面もそのタイプでした。
天狗と言えばそれが目に浮かぶかと思いますが、ちょっと立ち止まって! 嘴が付いている鳥みたいなのも天狗っていわない?!
そう、烏天狗とかと呼ばれる天狗ですね。古井の天狗山ではどういうわけか、嘴の烏天狗はいません。(見つけられなかっただけ?)








『願いを叶える神様』としてここでは祀られているわけですが、世間のイメージとはなんだかかけ離れているような気もします。
天狗といえば、神様というより妖怪のイメージが強いからではないでしょうか。葉っぱで手作りした団扇でちょっと扇ぐと、御殿山から男山まで飛ばされてしまいそうですし、なにより『天狗攫い』という怪異もあるくらいです。
これはいわゆる神隠しと同じ意味で、「悪い子は天狗に攫われて山に連れていかれっぞ」と、脅かし文句によく使われたそうです。
神隠しは、今では『失踪する』ことと同義で使われていますが、本来はそもそも『子供がいなくなること』という意味です。大人も数にいれちゃう、今の使い方とは違いますね。
古来より口減らしのために集落や村で子供を間引いていたのを、そのまま表現するのがはばかれたので色んな言い方をしました。
「シジミを取りに行った」とか「油を買いに行った」など、隠語として間引きを示唆する言葉の中に「天狗に攫われた」「神隠しにあった」が使われていたそうです。
どちらも隠語ながら、シジミや油を買いに行ったという庶民的な嘘よりも、天狗や神に連れていかれた行った方が、より自分たちでは対処できない神聖なものとして諦めがついたのかもしれません。というか、罪悪感を打ち消したいだけの方便なのですが。
最東としては、そういう意味でも天狗という存在がそれほどありがたいイメージではなかったので、古井の天狗山において天狗が『願いを叶える神様』として祀られていることがなかなか奇妙な光景に見えました。
あ、あと天狗のお面といえば古来より張り型……あばばばば

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