『夜葬』発売日決定のお知らせ
■第23回日本ホラー小説大賞 読者賞受賞作
どうも最東です。
4月に読者賞を受賞した拙作『夜葬(【夜葬】を改題)』の発売が決まりました。
もしかしたら変更する可能性もありますが、多分大丈夫ではないかと思っています。
発売日は、
2016年10月25日となっております。
書影などはまだ公開されていませんが(2016.9.13現在)、なんらかの天変地異でも起こらない限り予定通り発売されるかと思います。
ちなみにですが、amazonをはじめ、ネットショップなどでは予約が始まっておりますので覗いてみてください。
ですが、購入を考えていただいている読者様には是非、書店で実物を手に取っていただけたら嬉しいです。
■番外編、書きます
受賞してから半年で出版……ということで、それを記念して当ブログでは次回更新時(2016.9.20(火))からしばらく、『夜葬』の番外編を連載しようかと考えています。
プロットが間に合わなければ、しれっと更新を飛ばすかもしれませんがそれはそれでご愛敬ということで……(てへぺろ)
あまりホラー作家がブログを持っていることも珍しいようですので、それならここで書くっきゃない! と思ったのと、応援してくださっている皆さまにも楽しんでいただけたらと、ささやかながら感謝の気持ちであります。
おかげさまで当ブログをご覧になってくださっている方も増えてきているので、この機会に最東対地のホラー小説に触れていただけたら、と思っております。
■角川ホラー文庫『夜葬』の出来
すでに原稿については校了しておりますが、人生で初めてプロの校閲師様の構成を受けまして、これまでになくクオリティの高い著書となっています。
当ブログにおいてもそうですが、私はweb小説投稿サイトでも数作公開しています。
Kindleでも個人出版していますが、それらの作品は所詮自分自身で推敲したもの。
元々文章のプロ、というわけでもないのでいくら重ねて読み直しても治らない誤字や、日本語の不備。はたまた構成上の不備などと、至らない点が多数あります。
ですが、そういった部分を自分以外の第三者に見て指摘していただけるという幸せを存分に受けました。
よく書籍デビューするときに、原稿の校正が嫌になる……という話を耳にしますが私の場合はそんなことはありませんでした。
むしろ、「こんな表現があるのか」「ここはこの言葉が正しいのか」「え、これって日本語的に間違ってるの?!」など、自分の未熟さを再確認すると同時に大変勉強にもなりました。
今後も本を出す度にこういった精度の高い校正を受けられるということは、作品を重ねるたびに勉強できるということ。
正直なところ「ぃやったぁー! 超ラッキー!」と馬鹿はしゃぎしてしまいそうなところです。
現在は次作の打ち合わせをさせていただいているところでして、こちらも『夜葬』に勝る超怖い作品にしたいと思っています。
■今後の『嗤う壷』
さて、当ブログですが今後も変わらずホラー・オカルト関連の記事を執筆していくつもりではあります。
ですが、次回の『夜葬』番外編を皮切りに【小説多め】の更新にシフトしていこうかと予定しています。
なぜかというと、今後は小説投稿サイトなどで作品を公開しないのと、kindleでも同じく新作を書き下ろす予定が当面の間ないからです。
その分、作品を公開する場として当ブログを利用しよう……というわけなのです。
ですのでこれまでよりも、【記事】や【映画レビュー】、そして【ホラー短編小説】は少なくなることになります。
その分、小説を連続して公開していこうと思いますので、どうか見捨てずにお付き合いください。
書籍のほうは別で執筆しつつ、ブログではまたそれとは違う作品を公開していきますのでこれからも『最東対地の嗤う壷』をよろしくお願いいたします。
[amazonjs asin=”4041049040″ locale=”JP” title=”夜葬 (角川ホラー文庫)”]
スポンサードリンク
関連記事
-
口コミで広がるホラー小説 / ランキングに踊らない人
■日常に潜むオカルト どうも最東です。 今日は風が強く、洗濯物が飛ばされそうにな
-
怪紀行青森・我が子の幸せ願う 人形婚 川倉賽の河原地蔵尊
■憧れの場所・AOMORI どうも最東です。 もう長いことスーツを新調
-
怪紀行大阪・飛田新地 旅館満すみ・鯛よし百番
■クラウドファンッ ディング!! どうも最東です。 庶民ども、汝
-
陽だまりのカエルと鶏とパンダ 2
→全編はこちら ※この話は9割作り話です。 ■死線、張り詰めるッ――!
-
怪紀行かつてそこにあった栄華 兵庫神子畑選鉱場 2
怪紀行かつてそこにあった栄華 兵庫神子畑選鉱場 1はこちら ■神子畑交流館
-
ホラー映画『残穢』 / ホラー映画レビュー
■邦画ホラーを映画館で  
-
地図から消された島・大久野島 / 現代の楽園。過去の遺物。
■うさぎの楽園・自然が色濃く残る小さな島
-
ホラー小説 めろん。-6
『大人気のダイエットサプリ! 今なら』 丁度いい具合にダイエット商品のCM。
-
ホラー小説 / 血の付いた男②
. ■インターホン 井上が部
-
【怪奇行・滋賀県】たんたんたぬきの里・信楽
■陶器といえば信楽 どうも最東です。 カミングアウト、というわけではないですが
スポンサードリンク
- PREV
- ツアコォウ← / ホラー小説
- NEXT
- 【夜葬】 病の章 -1-