「 めろん。 」 一覧
無料ホラーブログ小説 めろん-9 / ランキング参加中
2013/11/06 | めろん。
普通の若者ならば「何故自分がこんな目に」とでも思うのだろうが、芝咲の場合は違った。なんとも思っていないのだ。 他人への関心のなさがそのまま彼の性格に反映されている。
無料ホラー小説 めろん-8
2013/11/04 | めろん。
「ただいまあ」 玉緒が玄関を開けて帰宅の声をかけると奥から「メロン」と聞こえてきた。 娘のマメが小学校から帰ってきていたようだ。おそらく「おかえり」と言ったのだろう。
ホラー小説 めろん-7 / 無料ブログ小説
2013/10/31 | めろん。
近所のスーパーで玉緒は今夜の献立を考えていた。 『本日のお買い得はメロン一匹98円、メロン100g200円と、大変お得なメロンとなっております』 スーパーの店内放送ですら【メロ
ホラー小説 めろん。-4
2013/10/13 | めろん。
犯人はなんの共通点もない上に顔見知りでもなく、共通するものもない。 被害者も彼らの身内や面識のない他人まで様々だ。 では、なにが類似しているのか? ・メロンというワード ・被害者の頭を逆さ
ホラー小説 めろん。-3
2013/10/10 | めろん。
「確保ォッ!!」 上居の声が凍りついた一同を我に返した。 一斉に同席した部下達が男を取り押さえる。 「いてて、なにをするんですかみなさん」 後ろ手に頭をテーブルに押し付けられ
ホラー小説 めろん。-2
2013/10/07 | めろん。
丁寧で人当たりの良さそうな態度とは逆にくたびれたタンクトップとトランクス一丁という服装に上居を含む一同は違和感を感じている。 「ああそうだ。共食いになってしまうかも知れません
ホラー小説 めろん。 -1
2013/10/06 | めろん。
上居 雄 かみい ゆう 38歳 刑事 8月25日 20:15 「こういう者ですが」 上居は慣れた様子でドアの内側に立つ中年男性に警察証を開いて見せた。 「ああ、どうもどうも